師走の句会

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 曇ったり晴れたりぱらついたり。寒~い一日。久しぶりに花壇に水やり。「寒いでんな」「そうでんな」。声かけられる。正味寒い。花壇の落ち葉を拾いながら鼻水を拭う。B花壇の菜花にはジョウロで水やり。

 お昼は月見うどん。湯がいたうどんに卵を割って乗せ、刻みネギと温めた天つゆをのせるだけのきわめてシンプル昼食。賢妻は朝から厨房の油落としに熱中している。その合間にガスコンロを使わせてもらう。

 午後、千里コラボの月例句会に出席。先日文科大臣から地域文化功労賞を受賞なさった花谷和子さんが出席し、ご指導いただいた。今月は年末ボーナスと言っては失礼だろうが入選句が8句もあった。こんなことは例がない。ちなみに愚老句は全部選外。なので入選句だけ記すー(写真上は夕陽を映す千里中央・Sホテル裏メタセコイア。下は千里局花壇の生け垣山茶花)
北窓を塞ぐ噂のあれこれも N
メモなくも忘年会の日を忘れず N
口中にひんやり昼餉煮大根 M
袖通す姉の形見や一葉忌 N 
十歳の記憶鮮やか開戦日 S
共白髪夫婦のベンチ落葉ふる F
手秤で選んで二つせいこ蟹 Y
月蝕の果ての寒月紅させり F

寒波来て愚作を恥じる句会かな 愚老