花のボランティアグループでカラスにパンジーのポット苗を荒らされた話をしたら、カラス談義に花が咲いた。ある人は、可愛がって育てていたインコをカラスに食われたというおぞましい体験を話した。マンションの横にあったちいさな竹やぶが駐車場に消え、近頃カラスがやけに目立つねえという話になった。カラス被害の苦情はどこへ言えばいいの、という疑問も出た。万博公園横の高圧線には夕方ともなるとものすごい数のカラスが止まり空恐ろしさをおぼえる、という話にみんな頷いた。ゴミ置き場に網をかぶせるだけではあまりに受動的じゃあないか、被害をなくすもっといい方策はないもんかねえ。1人がCDをつるしたら効き目あるかも、というと「ダメダメ。すぐ学習しちゃうから」ともう1人がいう。「カラスとの共存」を説く東京都の軟弱なカラス対策をわらっていたら、岡山県はカラスが少ないそうよという話を聞いた。なぜかというと岡山は白鷺が多く、カラスがサギを嫌うからだそうだ。これは、おもろいと膝に手を打った。カラスの弱点はこれだ!だが待てよ、祇園の白川でサギとカラスがなかよくエサを漁っているのを見たことがあるぞ。カラスは白いビニール袋を持ち去る癖もある。岡山城は烏城ともいうしなア。カラスを持ち上げる本は目に付くが被害をなくす対策を書いた本はないのか。きょうは一日中寒い。