お盆の迎え火

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 晴れ。けさはペルセウス座流星群の流星が最多に見えるというので明け方、注意してみたが見つからなかった(写真はwikipediaより)。

 13日は盂蘭盆会の迎え日。わが家には仏壇も神棚もなし。先祖の墓も渥美半島から相模原に引っ越している。中学生のころは名古屋・瑞穂区の自宅前の路上で迎え火を焚いた。ぼくの役だったがいまはそんな風習も途絶えた。やはり、お盆になると亡き肉親・知人のこと戦争のことを考える。昼は納豆そうめん。

 午後、千里コラボの千里図書館へ。豊中と上新田の戦争のことを調べる。東京・名古屋・大阪・神戸・川崎などの大空襲に混じって豊中空襲の記録があった。敗戦の年の6月から8月にかけて6回の豊中空襲があり、10,176人が罹災。死者541人、重軽傷者844人、行方不明14人、全焼・前壊1,654戸に及んだという。馬も戦死している写真もみた。

 上新田には空襲の被害はなかったが、出征した若者の戦死した報が届くと村中の者が参列し公葬を執行したという。ぼくは名古屋大空襲で猿投村(現豊田市)に疎開したのでいまも思い出せるが豊中や上新田のことは紙の上でしか知らない。いかなる理由をつけようと戦争は愚かな行為。絶対してはならない。

 お盆はその誓いを新たにする秋。賢妻のつくったキズシは秋サバの脂がのって美味しい。それを肴に氷割焼酎のグラスを揺らす。写真下は千里局花壇のメランポジウムとトレニア
               〆鯖の脂ぴたっと妻の腕 昇龍子